【BOOK】とろける鉄工所 (1)

2008/11/26 (水) - 本・漫画レビュー
とろける鉄工所 (1) (イブニングKC)

とろける鉄工所 (1)
野村宗弘(著)

私的オススメ度:

Amazon.co.jp >>

 2008年の「オレが勝手にコミック・オブ・イヤー」の候補作です。

 いやー、年内に単行本出て良かった!
 イブニングで連載が始まって以来、毎回楽しみにしてる漫画なんですよね。
 地味な面白さがあって、非常にオススメの漫画なのです。

 日本を陰で支える「溶接」の世界、現場を覗いてみたくありませんか?
 溶接工の人たちのほのぼのとした、そして時に危なく厳しい日常を見事にコミックとして描いています。

 登場人物たちが、また良い味を出してて、
 広島弁(ちょっと山口弁にも聞こえる)での会話による魅力はもちろんのこと、
 主人公の奥さんとか、親方の娘さんとか、男を支える女性陣がとても魅力的でドキドキします。
 昔ながらの女性がタイプの私!

 昨今の萌えアニメにゲンナリした人たちはもちろんのこと、
 老若男女問わず万人に読んで欲しい漫画ですね。
 「漫画の面白さ」というものも再確認できる良作と思います。

 どこか高度成長期の昭和チックでノスタルジックな感覚さえ覚えますが、
 これはれっきとした現代日本の知られざる部分であることを忘れてはいけない気がします。

 こういう漫画をアニメ化やドラマ化するべきだと思いますが、
 ドラマ化したら、すげぇリアルになっちゃいそうですねぇ。