北海道 無職紀行 #10 利尻島を行く

2006/10/19 (木) - 旅行

 
 さて、車に乗って走り始めます。
 あぁ不本意だぁとか思っていたら5分でどしゃ降りの雨に。

 本日の相棒

 どしゃ降りの雨の中、本日のパートナー紹介。
 軽自動車のTANTOちゃん。
 見た目以上の車内の広さにビックリ!・・・ですがやっぱり軽だけに若干パワー不足。
 あと整備が微妙だったのか、アクセルワークがあんまり素直じゃない娘で、運転に慣れるのにちょっぴり時間がかかりました。

 ちょっとぽっちゃりで背の低いショートカットの女の子(手芸部)、周りのペースの早さに中々ついていけずに不器用な生き方をしちゃう娘ですが、一度心を許すと色んな事を受け入れようと頑張ってくれる健気さとそれに見合う度量を持ち合わせているタイプ。
 好きな人の為ならエッチなことでもどんどんハマっちゃう一途な所をプラスに持っていければ、持ち前の不器用な所もパートナーがカバーしてくれるはず。きっと良いお嫁さんになれますね。
 クルマ相手に何言ってんでしょうね俺。

 雨の利尻

 とにかく雨!そして風!うなる海!
 北の地の嵐を体感することになりました。
 ほとんど海沿いに道が走っている為、とにかく風が凄い。
 とりあえずは傘をどこかで入手することに。

 北海道牛乳

 コンビニを見つけ、傘と牛乳とお茶を購入。
 どういうわけか、北海道ではコンビニの牛乳もやたらと美味しく感じます。

 オタトマリ沼に到着

 綺麗なんだけどなぁ・・・

 ほどなくオタトマリ沼に到着。
 すごく綺麗でイイカンジの場所なのですが、とにかく凄い強風でイマイチ堪能できず。
 また、沼のすぐ横に道路が通っているのがちょっぴり残念。

 強風で?枝が折れていた

 沼の散策コース

 沼の周りを20分くらいかけて回る道があったのですが、何だか怖くなって途中で引き返しました。

 謎の社
 
 大雨と強風の中、ひたすら車を走らせます。微妙にヤケになってきました。
 荒れている北の島を堪能するのも貴重な体験と思えて非常に面白かったのですが、「ちょっとイイカンジ!」 と思った場所で写真を撮れなかったのが残念でした。
 車を降りた瞬間に雨と風に晒されて撮影どころじゃなかったり、撮りたい方向から雨が降ってきてレンズを向けられなかったり、海の近くだと海水が吹き上げてきてカメラが濡れたりで大変だったのです。

 荒れ気味な海

 こんな日もまた一興

 あんまり意味無いナビ

 注意と言われても

 イイカンジの道

 晴れている日は大体1時間で島を1周できるそうなのですが、だらだらと回っていた私は1時間半ほどかかりました。
 島の温泉に行こうと思っていたのですが、時間も中途半端だったので、適当にもう半周してみたり。
 最後に姫沼に行ってみることにしました。

 駐車場に私一人

 イイカンジの橋

 沢の音が心地良い

 姫沼

 この姫沼は凄く良かったです!
 少し奥まったところにあるので風も少し弱く、とても風情のある沼でした。
 その場所に私一人しかいなかったのも相まって、聞こえてくる音は風の音と雨の音、木々の揺らぐ音だけ。
 思わず息を呑んでその場に立ち尽くしてしまいました。

 風情たっぷり

 風が水面を揺らす

 散策道

 木の散策道に響く私の靴音が異常に大きく感じました。
 ちょっとPS2のバイオハザード4っぽかったです・・・。

 姫沼湧水

 湧水の場所はちょっと汚かったです!
 これが真冬だと、雪の中からちょろちょろと水が出てたりして綺麗なんでしょうけど!

 雨でも楽しかった

 風で傘が曲がった

 道路ポールにフクロウ

 こちらはキツツキ、可愛い

 謎の橋

 橋は遠くからも良く見えていたのですが、行き方がわからず・・・ゼルダの伝説っぽいなぁ。
 後で調べたところ、この橋は利尻島のサイクリングロードらしいです。
 利尻島のサイクリングロードもまた素晴らしい道だとの事。あぁ行きたい!

 それから、少し街になっているところの薬屋さんで乗り物酔いのクスリを購入。
 さすがに昨日の船酔いには参ったので、今日は万全の体調で船に望みます!

 結構な雨風だったので薬屋のおばあちゃんに 「今日って船出ますかね」 と尋ねてみたところ、「このくらいで船の出港は無くならないよ」 との力強いお言葉が。
 「船が出港しない時は朝から島全体に放送がかかるからね。今日は大丈夫」 とのこと。
 私の知らない島の日常を聞くのは楽しい。

 さて、大雨の中をドライブして無理矢理に利尻島を楽しんだ私。
 あとは車を返して、ご飯を食べて、船を待つだけです。

 ウニ丼だデブー!

 このウニ丼が、値段の割に・・・うーん。
 シーズンを外しているのは重々承知した上での食事でしたが、同じ値段で土産用のウニを買った方が幾分得だったような気がしました。
 ちなみに味噌汁はやっぱり美味。利尻の昆布はマジで美味い。
 それにしても船酔い大丈夫だろうか。

 ウミネコ戦隊

 実は目つき悪い

 フェリー到着

 そしてフェリーに乗り込み、私は利尻島を後にしたのでした。

 甲板から

 出港

 小さくなっていく島

 利尻山から日が

 また来ます

 フェリーの上から、小さくなっていく利尻島をしばらく眺めていたのですが・・・。
 何故か突如、寂しい気持ちになりまして。
 日本の隅っこにある小さな島へやって来て、去る。
 何だか、友達との別れみたいでして。
 これが旅情というものなのでしょうか。

 甲板で、ひとり泣いてしまいました。

 何故か涙が止まらなくて困りました。
 子供みたいにぐっと涙が出るのをこらえたりしたのですが、出てくるものはしょうがなく。
 周りに誰もいないのを確認しては涙を拭いて。

 また、いつかここに来よう。
 船はもう前に進んでいて、戻る事も無く。
 後ろばっかりみてないで、前を見よう。
 そんなことを思いながら、結局、1時間以上甲板に立っていました。

 船酔いの事なんかすっかり忘れていました。

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